適切に採光するためのポイントとは?窓の配置を考える際の注意点を解説します!
注文住宅を建てる際に、間取りや内装ばかりにこだわりすぎて、窓の位置を適当に決めてしまう方は多くいらっしゃいます。
窓の位置は採光を大きく左右するものであり、位置の変更は難しいため、後悔しやすい要因の一つです。
今回は、適切に採光するためのポイントや、窓の配置を考える上での注意点を解説します。
□適切に採光するためのポイントとは?窓の配置を決めるコツを解説します!
窓の位置や大きさを決めるための事前準備として、周辺環境の把握が大切です。
大きな窓を設けた結果、通行人やお隣さんから丸見えになってしまう場合もあります。
採光面で窓は大きいほど良いですが、一方で大きすぎるとプライバシーが確保できなくなります。
大きさのバランスを考えるためにも、周辺環境を把握しておきましょう。
また、家具の配置と合わせて考えるのも大切です。
テレビや本棚などの家具は、基本的に壁際に置きます。
そのため、大きな窓を増やし過ぎると、家具を置くスペースがなくなってしまいます。
大きな窓は部屋に開放感を与えますが、配置する家具を想定して、家具の置き場に困らないように窓を配置しましょう。
特に子供部屋はベッドや勉強机など壁を必要とする家具が多いため、注意が必要です。
子供部屋の日当たりを良くしたいと考える方は多い一方で、あまり大きな窓は配置できません。
小さい窓を複数配置するか、天窓の採用をお勧めします。
□窓にはそれぞれ特徴がある!窓の種類を3つ解説します!
1つ目は、引き違い窓です。
こちらは開閉が簡単で、子供やお年寄りでも使いやすいメリットがあります。
二世帯住宅や、子供部屋のある住宅にお勧めです。
気密性が低いため、断熱対策を工夫しましょう。
2つ目は、片引き窓です。
引き違い窓が両方の窓を動かせるのに対して、こちらは片側しか動かせません。
その分、気密性が高いメリットがあります。
風通しが気になる方は、片引き窓を2つ合わせた両引き窓を選びましょう。
3つ目は、上げ下げ窓です。
こちらは引き違い窓と構造は同じですが、引き違い窓が左右にスライドするのに対して、こちらは二枚の窓が上下にスライドして開閉します。
気密性の高さや、比較的オシャレに見える点がメリットです。
□まとめ
今回は、適切に採光するための窓の配置や、窓の種類について解説しました。
窓は大きければ良いものではありません。
日当たりを良くしたい気持ちはわかりますが、周囲の視線が気になってカーテンを閉めざるを得ない場合もあります。
この記事がお役に立てますと幸いです。